猿の惑星
観てきましたぁ~
今、話題の映画「猿の惑星/創世記<ジェネシス>
上映が始まった当初から、とっても気になっていて、
絶対に観に行きたいと思っていたんですが、
何だかんだでご縁がなく、流れていたのですが、
やっと今日ご縁をいただき、無事に観てきました
一言で言うと
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「泣けたぁ~」
でした。
映画「猿の惑星」と言ったら、20年くらい前の
ラストシーンに、自由の女神が出てきた時のショッキングな映像を
思い浮かべる方も多いと思います
実は、私もその一人で、その流れもあって、
今回はどんなことになっているのかと思い、
胸ワクワクでした
内容は簡単に言うと、
新薬の開発のために、多くのチンパンジーが実験で使われ、
その結果、反撃にあう・・・
と言うようなストーリー的には、以外と分かりやすい感じなのですが・・・
じゃ、何が泣けるのか・・・
映画を観ていただくと賛否両論にはなると思いますが、
かなり
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深い・・・
んです。
何が深いかというと・・・
チンパンジーは、人間に反撃しているように見えるのですが、
実は、自分のいるべき場所に戻りたい
だけなんですよね・・・
人間が勝手に捕獲して、猿が本来いるべきである森や家族、仲間から
引き離しているわけです
そして、人間は、そのことを知ってか知らずでか、無視をして
巨万の富を稼ぐことに夢中になっているのです
何とおろかな人間でしょうか・・・
(それにも泣けてきましたが・・・)
話はちょっと飛びますが、
ちょうど今読んでいる本、
- 蝶になる日―新しい時代へのおけいこ/吉丸 房江
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
に、こんなことが書いてありました
【我欲のかたまりでできたものの一つが、病院で出される薬です。
薬は、人体に害がないことが証明されたものです。
ということは、それは全部モルモットや二十日鼠などの小さな動物で、
いろいろな実験をした結果です。
人間の病気を治すという大義名分のために、動物が犠牲になっているのです。
現代医学は「殺す」ところから始まっています・・・(中略)
こちらを助けるために、そちらは犠牲になって、踏みにじられていいということは、
ありませんね。
ですから、そういう犠牲のうえにできあがった薬というものは
、絶対効かないと私は思っております。
ブラックのエネルギーを持っているのです。
ブラックがブラックを呼びます・・・(中略)
お互いが生かし合いをしたものだけが、
また生かし合います。】
う~む・・・
私も、薬(クスリ)はリスクという事を思っているのでが、
この本を読んだときに、そういう事なのかなぁ~と
感覚的に納得感がありました。
もちろん、著者の吉丸さんは、私は科学者でも医学者でもありませんので、
専門的なことは、よくわかりませんが・・・
とおっしゃっています。
賛否両論あるとは思いますが、
ご自分がどの意見に賛同するかは、それぞれの判断基準にお任せしますが・・・
脱線しすぎました、猿の惑星に戻ります
涙を誘う一つに、猿の表情です。
子供の目のように、純粋無垢で疑いのないまなざし・・・
あれには、胸を打たれました
逆に、そこに登場する欲深い人間たちの表情は、
とっても不機嫌で、醜く感じました・・・
後半の30分くらいは、涙が溢れて溢れて、止まらなかったです
冒頭にも書きましたが、
猿は、ただ単に自分の居場所に帰りたかっただけなんです
自分の居場所がどこなのか、という事に気がついたんですね。。。
そして、行動に移したんです。
それは、とっても素晴らしい事ですよね
私の最近のマイブームは、
「本当に自分の魂が喜ぶことって何だろう」
をテーマに日々、「今を感じる事」を意識しています。
そして、少しでもそれに気づき、近づけたら、こんなに幸せな事はないだろうなぁ~
と、夢をふくらませて毎日ワクワクしています。
猿の惑星がこんなに泣けたのも、日々こんな事を意識しているからなんでしょうかね・・・
なでしこジャパンの澤選手は、猿の惑星を観た感想を
「リーダーの判断力やタイミングなどの大切さを感じました」
っというような事を言っていました。
同じ猿の惑星を観ても、感じることが全然違うんですよね。
でも、それは、「今の自分を感じる」のにとても有効ではないかと思います
同じ内容の本や映画、情報などを聞いても、その人が今何を感じているかによって、
そのものの見方は大きく作用して、受け取り方が変わってくる。
って事は何かを通して「今の自分が感じている事」が浮き彫りになる・・・
おもしろいですね
まっ
ややこしいことはさておき、本当に色々と考えさせられるとっとも素晴らしい映画でした。
ご興味あるかたは、是非、映画館の大スクリーンでどうぞ
あと、吉丸房江さんの著書は、あたたかくて、とっても癒されるので、
是非、ご一読くださいね