毎日を大切に♪ | 琉球娘のココロ・カラダ喜ぶろぐ

毎日を大切に♪

今日は、東日本大震災から二年になります。

ここ一週間くらい、メディアでも震災の特集が増え、

見ていると、自然に涙が溢れてきます。


今日も、地震の起こった14:46に自宅で、シンギングボールを響かせ、

お亡くなりになられた方にご冥福をお祈り、黙祷をさせていただきました。


災害があると、当たり前の毎日のありがたさを

痛感しますね。


そこで、今日は、「最後だとわかっていたなら」という詩をご紹介します。


      「最後だとわかっていたなら」

 作 ノーマ コーネット マレック/訳 佐川 睦


あなたが眠りにつくのを見るのが

最後だとわかっていたら

わたしは もっとちゃんとカバーをかけて

神様にその魂を守ってくださるように

祈っただろう


あなたがドアを出て行くのを見るのが

最後だとわかっていたら

わたしは あなたを抱きしめて キスをして

そしてまたもう一度呼び寄せて

抱きしめただろう


あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが

最後だとわかっていたら

わたしは その一部終始をビデオにとって

毎日繰り返しみただろう


あなたは言わなくても

分かってくれていたかもしれないけkど

最後だとわかっていたら

一言でもいい・・・「あなたを愛してる」と

わたしは 伝えただろう


たしかにいつも明日はやってくる

でも もし それがわたしの勘違いで

今日で全てが終わるのだとしたら、

わたしは 今日

どんなにあなたを愛しているか 伝えたい


そして わたしたちは 忘れないようにしたい


若い人にも 年老いた人にも

明日は誰にも約束されていないのだといくことを

愛する人を抱きしめられるのは

今日が最後かもしれないことを


明日が来るのを待っているなら

今日でもいいはず

もし明日が来ないとしたら

あなたは今日を後悔するだろうから


微笑みや 抱擁や キスをするための

ほんのちょっとの時間を

どうして惜しんだのかと


忙しさを理由に

その人の最後の願いとなってしまったことを

どうして してあげられなかったのかと


だから 今日

あなたの大切な人たちを

しっかりと抱きしめよう

そして その人を愛していることを

いつでも

いつまでも 大切な存在だということを

そっと伝えよう


「ごめんね」や「許してね」や

「ありがとう」や「気にしないで」を

伝える時を持とう そうすれば

もし明日が来ないとしても

あなたは今日を後悔しないだろうから


~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~


私は、20年前に、父を亡くしています。


その時に感じた表現しがたい感情の中の一つに、


自分の大切でかけがえのないものが、

「本当にいなくなる」という当たり前の事実でした。


そして、この詩に出逢ったのが6年ほど前・・・

読んでいて、涙が止まらなくなりました。

(今でも、読むと涙が・・・)


この詩に出逢ってから、

より、自分が大切に思う人が近くに存在するという事に

感謝と、愛おしさをを感じています。


「最後だとわかっていたなら・・・」


そんな観点で毎日を生きると、

自分自身の人生も、周りとの関係も

とても充実したものになるでしょう。